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おもむろに研究 そこはかとなく描く

Moscow -5- 教会 Church

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有名所から離れて少し休憩です。
ここはどこかの名も無い街角のキリスト教の教会です。(恐らくカトリック系)
美術館と間違えて入ってしまったんですが、私は教会と幾ばくばかりか縁がありますもので、
間違えたついでにロシアの教会に少しお邪魔してきました。

結果的にいくつかの教会をこの後も回ることになったのですが、
大体の教会ではまずロウソク、もしくは線香のようなものをいくらかで買います。
それを堂内にいくつか用意されている十字架の前に並べて祈りを捧げます。

ひたすら静寂と、献身、誠実、誠意といった印象です。
ロシアの暗い時代を通して息づいた宗教であり、人々の心の拠り所だったのだろうなと感じました。





しかし、私が外国人だからでしょうか、
教会の中に透明さを感じることが出来ませんでした。
冷やかしの観光客が多いのでしょうか。
誰に対しても開かれている門戸のようには感じませんでした。
ヨーロッパの風習を周到した「祈り方」、その形が思いを人の前で形に出来る。
誰が言い出したのでもないのでしょうが、
人が人を見る教会。
さながら所作を全て決められた日本の武術のように。
世界のどこにいても、人は人として命を繋げて行きます。
荒野で語られた言葉は、時を経て、赤子を連れ込めないほど静寂に包まれた密室で
街の喧噪から離れて語られています。
肌で感じる目線の温度。
そこへ赴かなければ感じ得なかった「姿」でした。

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by onwa-nukukazu | 2008-07-19 01:50 | Russia