おもむろに研究 そこはかとなく描く

Time after time

Nikomat EL, Ai Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-4.5S, Kodocolor 400
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精神作業の産物が形を取らないから、
僕はそれらに文字を着せ、
ロゴスのメタファーによりそれらに二本足を与えるのだ。






進んだのか進まなかったのかを問われるならば、
それらは一歩も前へ進んでなど居ない。
喉元を過ぎても熱さとトゲを失わない色があるから、
僕は今、少しずつ消化の時を経るしかないのさ。

僕は自分の前に様々なフィルターを置いて、
それらを何色にでも変えて眺めてみよう。
だって貴方は、
角度によって色を変えていくんでしょう?

想いに器用に文字をまとわせて、
自分で偽りの自分を消化していくのなら、
私は何と醜い器を用いた事だろう。

もし貴方が望むのならば、
誰もが息をのむ美しい旋律で文字を奏で、
ここから貴方へ愛の唄を歌ってみせようか。
誰もが羨む愛を込めて、
ここから愛の詩を詠ってみせようか。

空しさの向こうの景色を、貴方に語って聞かせてあげようか。

僕が文字を重ねるのは今だけなのさ。
ここに小さめの碇を置いて、
立ってる場所を確かめて、
貴方のために、
僕のために、
間もなく二本の足で立つ時がやって来る。

貴方は何も望まないと知っている。
貴方は何も要らないと知っている。

そう、
探していたものは凄く簡単なもの。
探していたものは凄く難しい事。


手を伸ばせば、いつもそこにあるもの。
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by onwa-nukukazu | 2010-01-18 22:07 | landscape, buildings