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おもむろに研究 そこはかとなく描く

Nothing but yellow

α-700, 50mm F1.4
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弟がデジ一を買ったらしいよ、親父。






「構図が分からない。」

って言ってたから少しカメラを早く始めた者として少し助言しておこうかな。

「構図なんて、分からない。」

まぁ、分からんよ(^ ^;)
ファインダーを覗いて、グッと来る画角と瞬間にシャッターを押すしかない。
唯一僕が気にしていることと言えば、黄金比を意識していることかな。
線と色を最適な位置に持ってくると、絵として落ち着いたものに見える。
ただそれが芸術かと言われると、人それぞれだろうと思う。
理路整然としたものに美徳を感じる人と、混沌と混乱に心を愕かすことに幸せを感じる人がいる。
僕は今は前者でありたい。
それは化学をやっているからだけど、1があって2があって3を出す操作をしていたいから。

でもやっぱりそれらは2、3周して然るべきだろう。
思考にしろ嗜好にしろ、原点を何回通るかだろう。
それらは、深さという単位に変わってくれる。


α-700 MINOLTA 100mm F2.8
Nothing but yellow_e0146919_12272253.jpg


具体的な技術に関しては参考書を一冊持っていると良いと思う。
ちなみに俺の参考書はインターネットだったけど(^ ^;)
撮りたい写真のテーマを一つずつ決めて、それに必要な操作を覚える。
でも技術や道具に重きを置くようにはなってほしくないかな。

例えば、この写真達は単なるMFの練習なのです。
画面を9分割して、その交点上に被写体を持ってきて、ピントを合わせただけです。


α-700 MINOLTA 100mm F2.8
Nothing but yellow_e0146919_12273442.jpg


あと、写真の練習をするなら屋外を勧めておきます。
太陽の光は写真に命を与えるからね。
光を写すのではなくて影を捉えきれるようになったら嬉しいな。
そして影を通り越して闇を見ることが出来るのなら、光に還ることが出来るんだと思う。
と、今は考えております。

じゃ、楽しいカメラライフを。
by onwa-nukukazu | 2010-03-23 12:51 | flower